2011年10月02日

ジブチの醍醐味!?


その日は突然やってきた・・・

我が家は石造りのしっかりした一戸建て、3LDKの広い間取りで
ディキルの中でも格別の状態にある。

それもそのはず、この家の大家はジブチの現役大臣。
基本快適安全に借家しているのだが、しっかりしている分
気密性が高く、天板はプレハブなため、とにかく暑い。

さらに水の周りが悪く、4月などは一月近く取水できなかった。

覚悟をしてアフリカにきたものの、隣近所が普通に使用できている
環境でわざわざ過酷なことをする必要もなく、ディキルの暑さを
考えると、水が無いのは致命的ともなる。

ダイニング以外の各部屋には天井中央に大きな扇風機がついている
のだが(ジブチ中に普及しているスタイル)、日中天板が60℃近くに
熱せられているので、回しても回しても熱を掻き降ろしているだけで
余計に茹だることとなる。

撒き水は瞬間室温が下がるのでしたいのだが、貴重な水を撒くことも
増やせず、浴び水するにも、炊事をするにも、洗濯するにも、貯めて
貯めて工夫して工夫しての水利用。

隣近所が普通に炊事洗濯する中、
なぜ家に水が無いかというと、実は家の貯水タンクはなぜか隣家の
屋上に鎮座している。

水流があるときはそこまで貯水できるのだが、水流が無ければ近隣で
一番最初に干上がることになる。

さらにタンク内は緑のカビっぽい藻に侵食されており、
水浴びをするとピリピリとした刺激通を伴っていた。

6月頃には水の無い暑さに朦朧となり、事務所に助けてもらい
首都まで緊急搬送される始末・・・

体調を維持することが極めて難しいこともあり、「水周りを何とかしたい!」
と考えるものの、下手なフランス語でジブチの現役大臣と直接しゃべれる
わけも無く、事務所にその仲介をお願いしていた。

事務所が親身に動いてくれたこともあって
1年近くお願いし続けた9月の末日、つまり昨日、
7、8人のスタッフに囲まれてジブチより大家が来てくれた。

テクニシャン(電気技師)が先日とりつけてくれていたポンプに電気コード
を這わせ、静かなうなりでモーターが回り、水がタンクの中へ流れていった。

水が隆々と流れていく様に感動!テクニシャンの日本を思わす鮮やかな
手並みに感動!!大屋さんがこまごまあった不便さを聴いてくれたことに
感動!!!(どこまで叶うかは別として)

テクニシャンは親身に電気周りの世話を焼いてくれて、
穴が開いて使えなくなった冷蔵庫も修理に引き取ってくれた。


話の繋がるまでは1年近く掛かったけれど、
(いわゆるアフリカンタイム?)
ある朝突然一気に解決する。しかも大臣と直接家のことでお話ができたり、、、これぞアフリカの、ジブチの醍醐味!?

早朝、
農業隊員として来ている先日の同期の農園を見学させてもらった。大小多様な植物や作物が繁り、緑濃く、涼しく、たくさんの動物や鳥に囲まれずいぶん癒された。
石漠のジブチに在っては別天地のような一区画。

この極端なコントラストに、まだまだいろんなチャレンジの素地があるのを見た気がします。


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 ジブチ共和国 ディキル州ディキル市在住
 コンピュータ技術にて国際協力中
 任期: 2010年 9月27日 〜 2012年 9月26日まで


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posted by こーさく at 07:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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